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[2997],[3197],[3439],[3628],[3700],[3987]に続いて、主たる区間を概ね時速200キロメートル以上で走りながら忘れられてきた、古くて新しい課題を概観します。
まさか「新幹線」の話題で「検温」とは。
・[3987]
> 昨年中の台風を念頭に「計画運休」についての状況を過去形でしっとりと振り返るつもりでいました。
> > このフォーラム、「新幹線の「宿題」」などと題して「主たる区間を概ね時速200キロメートル以上で走りながら忘れられてきた、古くて新しい課題を概観します。」という話題を年度末に1つ書かないといけないらしいので、それに先駆けて「の各新幹線」という話題についてお伝えしました。
> というつもりでいたのですが、今般、新幹線の臨時列車(季節の多客に対応する列車)が再び運転され、これがまた単に走りましたよというのでなく、しかるべき乗車率になるまでは、何か書こうという気になれません。
まだ、ぜんぜんです。
・NHK「新大阪駅で検温実施へ 首都圏からの利用客に」(3月19日 12時11分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210319/k10012923571000.html
JRグループは関係なくて、駅の前で、大阪府が実施するといいます。駅という建物や土地の持ち分が大阪府にあるなら大阪府だけの判断で実施できます。本当でしょうか。(※未確認)そういうことがすべてはっきりわかる(※「すべて」「はっきり」のそれぞれに傍点)ニュースになっていてほしいのですが、なっていますかという問いかけです。(棒読み)
> 21日で緊急事態宣言が解除される首都圏との往来による新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、3月22日から来月4月9日までの期間、JR新大阪駅で、首都圏方面からの新幹線の利用客を対象に、検温を実施することを発表しました。
> 新大阪駅の構内の3か所に、体温を計測する「サーモグラフィー」などを設置して利用客の検温を行い、体温が37度5分以上と測定された人には、府の職員らが、健康観察や、保健所や医療機関の受診を呼びかけることにしています。
> 検温を実施する期間は、3月22日から4月9日までの19日間で、午前9時から午後9時までの時間帯で行うとしています。
朝一番の新幹線に飛び乗るために早起きしたけど検温するの忘れちゃったよというナウなビジネスパーソンに検温というサーヴィスを提供するということに成り下がる気もしないでもありません。自分で測って自己申告するより信頼性が高いなどと言い出して(大巾に中略)もうたいへん!(※表現は演出です。)
https://thesaurus.weblio.jp/content/%E9%8C%A6%E3%81%AE%E5%BE%A1%E6%97%97
> 錦の御旗
> よりどころ
> 免罪符
> 口実
駅の前で大阪府が実施するという「検温」について、JRに問い合わせることのないようご注意ください。そして、午後9時まで「検温」というけれど、ベッドで安静にしていたひとを何時間かごとに検温するのと違って、その日の夜に新幹線で新大阪に到着したひとの「検温」に、どういう意味があるでしょうか。自己申告にはなるけれど、起床してすぐに測った数字でなければ意味がない、その限りでは、自己申告ではあるけれど起床時の体温という文脈のほうが圧倒的な信頼性を持つともいえましょう。信頼性とは、何でしょうか。
・(再掲)教えて!goo「部活動」(2011年10月)
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7091187.html
> 知り合いのイギリス人に言ったら、誰が主催しているのとか、会費はいくらとか、学校のとはどういう関係あるのか、うまく説明できませんでした。
・[3059]
> ぜんぶ暗黙のまま活動しているということのほうが、むしろ気味が悪いという感覚ですよねぇ。
部活やめるってよ…じゃなくて、「新幹線おりたら検温だってよ」みたいな言いかたをしてはいけません。じぶんの行動の上で一続きだからという自分本位な言いかたなのです。それではいけません。
・[3080]
> > ロザムステッド農事試験場の研究員であったフィッシャーは、大麦、小麦、じゃがいもなどの作物の高収量の優秀な品種、効果のある肥料などを選択することが主な仕事でした。というのも、当時、農事試験場での実験で推薦された品種が、一般の耕作地では上手く育たないなどの問題が指摘されていたのです。作物の収穫量の変動に影響する要因は、偶然の変動や誤差(accidental error)以外に、土壌、天候など系統的な誤差(systematic error)があります。フィッシャーはそこで、同時に働くいくつかの要因に依存する観測値を分析するための、分散分析と呼ばれる方法を導入しました。これは、複数の要因の中でどの要因が重要であるかを決め、その効果を推定しようとするものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/DDT
> 日本では、戦争直後の衛生状況の悪い時代、アメリカ軍が持ち込んだDDTによる、シラミなどの防疫対策として初めて用いられた。外地からの引揚者や、一般の児童の頭髪に粉状の薬剤を浴びせる防除風景は、ニュース映画として配給された。また、米軍機から市街地に空中撒布することもあった。衛生状態が改善した後は、農業用の殺虫剤として利用された。
・[3583]
> > 導入の題材として殺虫剤DDTの汚染が取り上げられているのが印象的。
> …DDT! DDT! 駅前で名前も名乗らずにDDTっ!
疫学や公衆衛生という文脈では個人には着目しません。とにかくDDTをぼわっと吹きかけるのです。「名前も名乗らずに」というのは古い時代の大きな額の募金をする人などにいう表現ですが、いまは伊達直人などと名乗るでしょうか。(※表現は演出です。)
・[3640]
> いつかどこかでDDT…いえ、目的を告げずに検診だけ受けさせる(※「させる」に傍点)のが、よからぬ態度であるのだというわけです。(※DDTはイメージです。)
大阪府のすることは的確でも、人々の受け止めが著しく合理性を欠くという事態をあらかじめ想定しておきます。大阪府の検温を受けたから自分は大丈夫などと言い出すのです。本当でしょうか。
・[4417]
> > 地理的思考と地理的想像力は一般に何故困難であろうか,また人びとがあまりそれらを意識しようとしないのであろうか
> 都会と田舎ということではなく、(客観的に見て)そのいずれにしても、住んでいるところからほとんど動かないので興味がないですよみたいな話が展開されてまいります。(1992年よりあとのことをいえば)修学旅行で飛行機を使う許可が出る時代になっても、それはあくまで「点」でしかない、と。
出張や旅行で全国を飛び回るのは特殊な人で、圧倒的に少数派だと思ってよいので、その気になればかなりの程度まで封じ込められるということが、それとなくはっきりしてきた今般の状況だとは感じています。
・(再掲)
https://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/02_syo/01_setsu/03.html
> (伝染病患者に対して発売する乗車券)
> 伝染病患者に対して発売する乗車券は、貸切乗車券に限る。
> (注)
> 伝染病とは、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)に定める一類感染症、二類感染症、指定感染症(同法第7条の規定に基づき、政令で定めるところにより同法第19条又は第20条の規定を準用するものに限る。)、新感染症及び新型インフルエンザ等感染症をいう。
・[3906]
> 大昔からあるけれど、ついに出番ができてしまうのか。「(注)」は、そこに書いてあるように「新型インフルエンザ」のとき(2009年度)に追加されたものだったと思う。しつれいしました。感染が確認されればチャーター機でしか運ばれ得ないのと同じことを鉄道でもするのが本来の対応である。だからといって感染を確認しないようにするなど本末転倒であるのは言うまでもない。感染を確認できないとあらば、あらゆるひとが「感染の疑い」という扱いを受けるべきである。2009年の流行を受けた対策として、電車内をロープで区切って「離れて座る」みたいなのを実演していませんでしたか。
・[3987]
> そのときは「ふーん」くらいにしか思いませんでした。そのときの流行の最中には特に対策がなく、あとから「電車内をロープで区切って「離れて座る」みたいなの」を決めて、訓練のようす(※現実感のないようす)として(ニュースで)紹介していたのではなかったかと記憶しています。
このニュースが再発見できなくて困っていました。
・NEWSポストセブン(2020年7月15日)
https://www.news-postseven.com/archives/20200715_1578403.html/3
> 通勤電車と感染症について、実に興味深い調査結果がある。
> 国交省国土交通政策研究所が2011年9月にまとめた「通勤時の新型インフルエンザ対策に関する調査研究(首都圏)」だ。2009年の新型インフル流行を受けて、強毒性の新型インフルエンザの感染を念頭に、「都市鉄道の混雑度の抑制により新型インフルエンザの感染を相当程度抑える対策の実現可能性と効果を検証することを目的とした」ものである。
> パンデミック時の都心への通勤者は通勤者の意識調査から通常時の66%に減少する。その前提で乗客相互の間隔を1m空けた場合、山手線内に流入する通勤者300万人が96万人になる。
> 縮減率(通常時に比べた水準)は32%。2m空けた場合、300万人が53万人に(同)18%に減る。
この何m空けるというのをロープを張って実演していたと思うんです。
> もっとも、これはあくまで実験と机上のシミュレーションである。報告の考察では「鉄道事業者を含む公共交通機関の側が乗車制限を行うことは困難」として、「事業者による事業規模の縮小、在宅勤務、時間帯を大幅に広げた時差出勤、一時的なシフト勤務の実施等を含む、いわゆる強毒性新型インフルエンザを想定したBCP(新型インフル対応の事業継続計画)の策定を社会全体で進めるべきである」という現実的な提言を行っている。
> この調査結果について同研究所に問い合わせてみたが、当時の担当者がすでにいないため公表資料以外のことは分からないとのこと。さらに、同様の研究は現在は行っていないとのことだった。
「実験と机上のシミュレーション」こそが研究ですから、そこは問題視しないでください。もっと「実験と机上のシミュレーション」のバリエーションを増やしましょう(意識調査で得た数字とのクロス⇒目的を理解して協力する人としない人とがいるという前提でのシミュレーション)というようなことをおっしゃってください。
・[4028]
> (過去の情報からの一般化ができず)今般のウイルスについて最新の日付で名指しでいわれるまでわからんか。
> > 重症であれば、その原因が何であれ必ず受診するのですから、あまり悩みどころはない(受診しさえすればよい)
> > > インフルエンザの軽症患者であれば、解熱後2日を経過すれば外出の自粛を終了することが可能であると考えられており、従業員等の再出勤(又は児童生徒等の再出席)に先立って治癒証明書を取得させる意義はありません。
> > 「医学の見地より〜可能である。」と断言してほしい。「意義はありません」ではなく「してはいけません」と命令してほしい。それだけの権限が本来あるはずだ。
> > インフルエンザじゃないから特別だ…ののんのん! ウイルス性の症状という意味では同類である。(軽症の場合、)変えるのは「2日」を「14日」に延ばすことだけである。違いますか。
> 個々人の重症化のリスクは主治医に確認してよく把握しておくこと。それは個人に属することであります。あえていえば、▼ほとんどのひとはじぶんで不安に思うよりははるかに頑丈な体(数日間の発熱に耐える体力)をしている一方、▼「重症化のリスクがある人」のリスクがどこまで深刻であるかを正確には知らない(大げさに言っているが大丈夫なんだろうと思う)傾向がないか。(ぴしゃり
・NHK首都圏「ワクチン信頼度 不健康と思っている人ほど低い 大学が調査」(3月20日 6時38分)
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210320/1000061900.html
> 新型コロナウイルスのワクチンについて、自分の健康状態が悪いと思っている人ほど、安全性を信頼する度合いが低いことが国際医療福祉大学の調査でわかりました。調査を行った専門家は持病がある人などが安全性に不安を感じている可能性があるとしています。
> 安全性に対する信頼度は、自分が健康だと考えている人ほど高く、健康と考えている人で信頼しているとする回答は62.0%だったのに対し、健康と考えていない人では38.0%でした。
感染によって重症化するリスクとワクチンの副反応が強く出るリスクの弁別が心許ないといえます。理路整然と考えての不安視や疑問視ではない、心情としての不安は払しょくされたいもの。逆にいえば、素朴な心情を正直に答えたのに「ワクチンを信頼しない人」というレッテルを貼られるのではたまったものではありません。公衆衛生の専門家(*)が、人々の心情という機微に触れる社会調査を(社会調査の専門家の立ち合いなしで)行なってはいけません。
*科研費で見ると「医療社会学」に分類される(しかない=ウェットでもドライでもない、いわばスーパードライな)テーマも取り組んできておられるけれど社会学の学位はとっておられないので、社会調査をひとりで行なってよいものではありません。必ず共著してください。じぶんの業務のために社会調査らしきものを行なってじぶんの責任が及ぶ範囲でじぶんの意思決定に使うのはよいのですが、調査結果を公表したり、結果だけを他者に提供する目的で社会調査を行なってよいまでの資格は持っていないと考えてください。できるできないでいえば(知識・技能として)できるけれど、(資格として)やってはいけないということ。
・朝日新聞「新型インフル、悩む鉄道 乗車制限なら混乱、運転士確保も難題」(2009年3月2日)
http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK200903020026.html
> 大流行すれば国内で最大約64万人が死亡するとされる新型インフルエンザの対応に、鉄道会社が苦慮している。満員の通勤電車は主な感染経路になる可能性があるが、安易な乗車・運行制限は混乱を招く恐れがある。流行時に出勤できる乗務員数や旅客需要の見きわめも難しく、行動計画づくりは進んでいない。
> 国土交通政策研究所(東京)によると、近畿で最も混雑するのは大阪市営地下鉄御堂筋線の梅田―淀屋橋間の平日午前8時台。約5万6600人の乗客がいる。政府のガイドライン案によると、せきやくしゃみによる感染防止には乗客同士の間隔を1〜2メートル開ける必要があるが、これに従うとラッシュ時の約2割しか乗車できず、同区間では1万1千人余りしか乗れない計算になる。
http://www.asahi.com/travel/rail/news/images/OSK200903020027.jpg
> 昨年12月に国交省が車両を使って実施した輸送実験。感染防止のため必要な間隔をとると、ラッシュ時の約2割しか乗れないことがわかった=東京都足立区
これでした。
> 流行時に満員電車を走らせるわけにはいかず、行動計画の基本は乗客数を減らすことになる。だが、それには在宅勤務や時差出勤、休校といった企業や学校の協力が必要で、鉄道会社だけで対応できる範囲を超えているからだ。
> 国交省によれば、諸外国にも行動計画づくりの先進事例はみあたらず、手探りで進めるしかないという。
> 流行時には、社会基盤を維持する目的で、医療関係者や電気、ガス事業者らを優先的に乗車させる必要性も指摘されている。国交省が乗車制限の可否について聞いたところ、鉄道各社の担当者は「どう制限し、乗客を選別したらいいのか。そのための要員をどう確保するのか」と悲鳴を上げたという。同省危機管理室も「乗車制限は非現実的」と認め、「流行時には、自治体や国が外出自粛やマイカー利用を呼びかけるしかないだろう」としている。
ましてや新幹線をや。
・「JR東日本」(※右上)
https://pbs.twimg.com/media/DkTOlbtV4AA-PH-.png
画像は上野駅です。
https://www.jreast.co.jp/press/2018/tokyo/180720_t01.pdf
> シンカリオン名場面パネル展を開催!
> 速杉ハヤト(CV.佐倉綾音)による構内放送を実施します。
> 主催:東日本旅客鉄道株式会社 東京支社
> 協力・監修:超進化研究所(TBS、タカラトミー、小学館、ShoPro、jeki)
新幹線の東京乗り入れで閑散とした地下の新幹線コンコースがイベントスペースと化しているということです。新幹線の話題をお伝えいたしました。
・(♪〜)
https://www.jreast.co.jp/card/first/img/jrecard/jrecard-use-goods02.jpg
※画像はイメージです。
・中日新聞「東北新幹線の所要時間30分改善 東京―仙台、盛岡」(2021年3月5日)
https://www.chunichi.co.jp/article/212959
> 福島、宮城両県で2月に震度6強を観測した地震の影響を受け臨時ダイヤで運行している東北新幹線について、東京―仙台、盛岡間の所要時間が通常より1時間程度長くなっている状況を改善し、今月13日から30分短縮すると発表した。
> 東北新幹線は2月13日の地震で、電柱や高架橋の柱、架線の金具など計約940カ所が損傷。運転を見合わせた後、段階的に再開し、同24日に全線再開した。
応急の復旧がなされた区間では在来線くらいの速度で運転されていたと見受けます。航空路線や高速バスに振り替えるのでなく、新幹線というものの運行をなんとしてでも(すぐにできる方法や範囲で速やかに復旧して)維持するということの重みがあります。
・NHK「東北新幹線の地震被害 約940か所 電柱や架線の金具損傷など」(2021年2月27日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210227/k10012888141000.html
> 地震発生時に走行していた新幹線は11編成あり、緊急地震速報と同じ原理の独自の早期地震検知システムで強い揺れが到達する17秒以上前からブレーキをかけて減速していて、脱線などの被害はありませんでした。
> 一方、施設については、新幹線に電気を供給する架線の電柱20本が折れたほか、電柱のひびや傾きがおよそ40本で、架線の断線が6か所で、架線の金具などの損傷がおよそ550か所で見つかりました。
> さらにレールのずれがおよそ220か所で、高架橋等の被害はおよそ70か所で見つかり、被害か所数は940にのぼりました。
JRが発表しましたというだけでなく、ニュースとして報じられましたということで、ニュースのほうにリンクしておきましょう。これまでに進められてきた耐震補強の的確さが光ります。耐震補強の優先順位が低い、(通常の耐震の建物と同様に)損傷はするけれど橋自体が倒壊したり対向列車と衝突する恐れなどはほとんどない箇所が、想定通りに壊れたという状況であります。
・[3770]
> 「ここは海水浴場ですか? いいえ、近江舞子水泳場です」のイメージです
・[3667]
> > 活断層(琵琶湖西岸断層帯)が活動した結果できた細長い平地に沿って走る。
> > 比良おろしと呼ばれる強風により、貨物列車が停車中に横転した例があるなど、速度規制や運転見合わせとなることも多く「サンダーバード」など湖西線を通過する特急が米原駅(東海道本線・北陸本線)経由で迂回運転されることもある。2006年度では運転見合わせは計28日実施された。これを受けて、JR西日本は、比良駅 - 近江舞子駅間と、近江舞子駅 - 北小松駅間の山側(西側)に防風柵を設置し、従来秒速25mで運転規制を行うようにしていたのを30mまで引き上げ、年間の運転見合わせ時間が設置前の26%になった。防風柵は更なる設置が進められている。また防風柵工事完成に合わせて、近江舞子駅には風力発電装置が備えられ、駅で使用する電力の一部を賄っている。
> > 2011年(平成23年)1月27日:永原駅構内で折返し列車が積雪のため脱線。
> > 2017年(平成29年)10月23日:平成29年台風第21号の強風により比良駅 - 近江舞子駅間で架線柱9本が折損
> 防風柵がかえって『変な渦!』を起こして雪が溜まりやすいとか柱の振動が大きくなるというようなことは起きていないですよねぇ。
https://youtu.be/7eKcePlFOIE
新幹線の話題で「近江舞子」とは。いいえ。湖西線は、いわば『プレ新幹線』だと思っています。
> 泣く子も黙るサンダーバード! スーパー特急では不満だなんてとんでもない。
> 湖西線でサンダーバードをこのように運行するための努力というものが新幹線にも匹敵する
> 681系という車両において、130km/hまでの運転と160km/hの運転で異なるのはブレーキだけとの早合点のもと、「はくたか」と「サンダーバード」を特に区別せず言及しています。あしからず。
北陸新幹線がどうやって大阪まで到達するのか不透明ですが、当面の間は湖西線こそが最速達の陸上交通であることに違いありません。新幹線特例法その他の法令や前例にならって締結されるであろう各種の協定等によりがんじがらめの新幹線より朝は早く夜は遅く。名より実を取れば湖西線、という考えかたもあるのではありませんか。本当でしょうか。
そして、東北新幹線は地震で損傷するたびに、湖西線相当の水準での復旧はただちになされる、このことがすごいと再認識するところでございました。
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