フォーラム - neorail.jp R16

「A列車 色がおかしい」を越えて進もう


いま問うA9のココロ
信号機のG現示の色がこんなにメロンソーダなわけがない
ATC・ATSの「Aの字」も出さずに効果音と動作を実装するには
「場内信号機 作り方」「信号機に名前をつける機能」とは


発行:2019/10/18
更新:2020/10/26

[3788]

コリオリ力で『川リバー』(前編)


(約13000字)

 [3787]の続きです。

(おことわり)

 この一連の記事は2019年「台風15号」「台風19号」の被害を見る前から着手し、見ながら仕上げていったものでありますが、われわれ技術的な理解を目指す態度を持つ限り、むやみに沈痛な顔はするまい、のびのびと「(シリアスゲームとも呼ばれる)ゲームを使ったデジタル学習」([3701])をしませうよという考えのもと、あえてあっけらかんと軽いノリで楽しそうに演示してみせるものです。

[3415]
 > まず▼「大津川」としての骨格を示す、その中で、▼歴史を簡潔に述べる、そして▼現在の役割として、雨水の排水を担って都市化を支えている、次に、▼「大津川」と合流する河川や水路を列挙して、わあぃこんなに広い地域を支えているのだよ@すごいねぇ、などとですね(略)
 > ▼「果樹園」に言及するのは、河川ではなく農地としての「水はけ」という観点で、だいぶ後のほうでいいんではないですか、の意。それに▼むしろ「新田(開発)」のほうが先に言及すべきではないですか、の意。

 > 仮に道路をアンダーパスにする場合、こんどは道路の排水が追いつかない(大雨で必ず冠水するような道路をみすみす造ってしまうことになる)ことが想像できます。

 そういう記事を2017年2月3日みたいな渇水期の何でもないときに掲載する「このフォーラム」だからこそ、目先の何がどうした(げふ)ということから離れていろいろなことを云々できるのです。(※見解です。)

 > 鎌ケ谷市域で「粟野バイパス」といって、新たに舗装される面積が増えれば、雨水はその場ではなかなか浸透せず、ザアザアと松戸市域に、そして「大津川」に流れこむと想定されるわけです。「六実駅付近」に関して、間接的には鎌ケ谷市の「道路河川整備課」が関係してくることがわかってきそうです。

 > もっとも、鎌ケ谷市内で浸透しても松戸市内で湧出するとみられ、流れだけをいえば同じですが、「時間差と呼ばれる調節機能!」があるとないとで大違いだということですぞ。念のため。

 > 当地付近での「大津川」が、昔ながらに松戸市が(単独で)ポヤンと管理できる範囲を超えてくるのではないかとか、千葉県の河川に格上げのほうなどですね(略)…ゲフンゲフン。むずかしい話だなぁ。うん。

 千葉県内の河川などの土木は先人たちが長年かけて少しずつ造ってきたものにあぐらをかくかたちで(げふ)細々と維持だけできればじゅうぶんだよみたいな状況に陥っている疑いがあって、今回のように全県で同時に対応が必要な事態になることなど考えてこなかったといえます。千葉県に限らず、面積が広くて河川の多い県では同じことが起きていませんか。そもそも河川や砂防の学べる学部・学科の定員が少ない&専門の教員が非常に少ない([3710])というところに端を発している『構造的な問題』なんですよ。あるいは学ぶといっても衛星画像とGISだけで何でもできると錯覚させるようなカリキュラムになってしまっていませんか。あるいはいきなり留学生(※本国ですでにかなりのキャリアを積んだ上で日本には留学という形でやってくる)に頼るんだとか言い出しかねない。そんなことでいいんですかね。同じことは砂防だけでなく火山についても起きている。な・・・なんだってー!!(棒読み)

 専門家がたくさんいるという状態を担保するには、専門家がどんどん育つ、専門家の候補となる学生(その専