・商品化許諾を得ていながら色を改変してはならない ・実例に見る日英対訳(赤14号)・レッドカーペットこもごも ・「コアコレクション」形成の努力を
(約13000字)
「本件ゲーム」こと「A列車で行こう9」における『色』について、ほかの記事にうまく収まらなかった話題です。
☆商品化許諾を得ていながら色を改変してはならない
・色がおかしい「E653系」(※全角)なのに、ものすごく堂々と表紙に使ってあるから、しょくんはぜったい「色がおかしい!」と不満の声を上げるはずだ
https://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/docs/1211/014/002_o.jpg
※PS4版「エクスプレス プラス」に添付される「攻略サポートガイド」の電子版の表紙のイメージですが「E653系」(※全角)の表現(色)はPC版と同じです。
あまりにも堂々としてるから「色がおかしい」と思わせず「こんなものかな」と思わせてしまう! これぞ株式会社アートディンクが放つ驚愕のマジックである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%ACE653%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
https://neorail.jp/forum/uploads/a9_uncorrected_colors02.png?ref=3807
この「E653系」に「フレッシュひたち」という愛称が与えられ、いろいろな色をまとって運行されていた時分には、これ、茨城県と県内自治体の費用負担で通勤時間帯や観光客のためなどにチャーター便を走らせていたというような意味合いがあると見受けられますので、この色に関する権利は茨城県と県内自治体が持つはずなんです。色がおかしいという申し立ては本来、茨城県が行なうべきところであります。(※見解です。)
※次回作でラインアップから外すというかたちで「なかったこと!」にするというのがいちばんよくないなぁ。すでに9年間、ずっと「こういう色」で販売が続けられてきたことは「なかったこと!」にはなりません。せめて「A9V5」のうちに軽妙なノリで「すんませんでしたーっ!!」とアップデートパッチでさりげに修正してしまうのがいちばん低コストな解決である。たぶん本当です。
で、まあ、そういう「茨城県の代わりに怒ってみせる人!」みたいな残念な役を演じるつもりはなく、このこと自体は割とどうでもいいんですけれど、しかし、色を正確に扱うということは美術(※模型からビデオゲームまで含む)の基本だと認識しているので、そういうところができてないゲームソフトを堂々と販売してきているんだなぁという個人的な感想を淡々と述べるものであります。
・「(ブルーオーシャン)」は「255系」(※全角)と同じ色で、光沢が「255系」(※全角)より強いのだと思えばいい
|