・こんなところにまで響く「A列車 色がおかしい」 ・アイテムの色と形を分けて考える発想がない ・白や無彩色を認識していない疑い ・何も疑わずに「ぎんいろ」で塗る ・「赤」が見えないとこれだけ困る
(約14000字)
「A列車 色がおかしい」については[3711],[3807],[3902]をあらかじめ参照してください。
・「レインボー」のイメージです
https://www.suntory.co.jp/area/tohoku/20150824chushikokuboss_sub01.jpg
https://smtgvs.weathernews.jp/s/ajisai/spot/img/1301.jpg
近年「多様性に配慮するわたくしども」というニュアンスで安直に「レインボー」という色やデザインや言葉が使われるきらいがありますが、そんな生易しいものじゃないと思う、というシリアスな話題です。色の見えかたすら違うという多様性にどう向き合いますか、ということです。
・[3886]
> > ヤッホー。誰かいますか。
> > いませんね。これもらっていきますよ。いいですね。
手になじんでいた文房具や電卓がなぜか消える。(※嘆くほうの詠嘆)
・(再掲)
http://www.hattatsu.or.jp/senmon/shakaisei11.htm
> やってはいけないことは「ダメッ」とはっきり、きっぱりと伝えたことで、行動が少しは止められるようになっているので、やる寸前に止めてやり、だめなことをしっかり伝えることが大事です。
> 言葉の発達がまだゆっくりで、アンバランスがあります。他の子との関係では、たとえば、おもちゃを「かして」と言って持っていったとしても、Yくんには、「かして」の意味がわからないうちに、自分の遊んでいたおもちゃがなくなってしまった、と感じているのかも知れません。
持っていきながら「かして」と言い、やがて何も言わずに持っていき「かりただけ」と言うようになるんだ。Yくんはもっと怒れ。身を守るための方法として怒るということが備わっているんだよ。(※見解です。)
・(再掲)
https://president.jp/articles/-/29501
> Reyの図の見本がこのように歪んで見えているということは、“世の中のこと全てが歪んで見えている可能性がある”ということなのです。
> そして見る力がこれだけ弱いとおそらく聞く力もかなり弱くて、我々大人の言うことが殆ど聞き取れないか、聞き取れても歪んで聞こえている可能性があるのです。
> 私はすぐに少年院の幹部を含む教官たちにも絵を見せたのですが、皆とても驚いていました。ある幹部は「これならいくら説教しても無理だ。もう長く話すのは止めよう」と言ったほどでした。すぐに理解してくれたのはいいのですが、私が意外だったのは、ベテランの教官たちがどうしてこれまでこういった事実に気付かなかったのか、ということでした。気づかずに「不真面目だ」「やる気がない」と厳しい指導をしていたのか。だとしたら、余計に悪くなってしまうのです。
この話([3747])が色覚についても起きているんだと思い始めました。この筆者が「歪んで見えている」という言葉を躊躇なく使えるのは、これが「少年院」の話で「Reyの図」だからです。これ以外の話では「歪んで見えている」という言葉は使えませんが、起きていることはかなり共通しているはずだと認識することは有意義だと信じます。どのようにしていけばいいのかということが、同じように探っていけると期待するのです。
・筑波技術大学「筑波技術短期大学聴覚部学生の英語統語能力」筑波技術短期大学テクノレポート Vol.1(1994年5月2日)
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