フォーラム - neorail.jp R16
発行:2017/2/25
更新:2018/1/8

[3425]

【片町線】沿線の工場、高周波誘導電気炉でダクタイル鋳鉄か


おどる信号とスラブ軌道(1968年4月)
【マジパッチン】「雷放電」を読み解く(仮)【パイピタ19】
【バタフライ弁】住道−野崎間の工場を読み解く【竜田越】

(約20000字)

 電気に関する一般的な話題です。

※ええ、この話題を『一般的な話題』だといいきりますとも! 2006年9月の「きれいな線」([2836])をあらかじめお読みください。

・YouTube 「→住道→」付近(2013年8月10日、2014年5月2日)
 https://youtu.be/pEMnAdMtR3c?t=42m44s



 https://youtu.be/EszTwyvjk8I?t=41m34s




 電車の前面のガラスの汚れかLEDな灯具の視野角のせいで瞬いて見えるのかとも疑いますが、こう、近づいて大きく見えるソレが、列車の速度と関係ない感じでぼやーんと、こう、現示が変わるときと同じぼやーんで消えつつ、またぼやーんと戻ってくる感じでして…うーん。

・YouTube 「住道」(2014年9月8日)
 https://youtu.be/E2cMK9jatcs?t=36m22s




・YouTube 「住道」(2015年7月25日)
 https://youtu.be/HKbxhbNcrQQ?t=9m52s




 列車が停車している間の映像で、3番線の出発信号機がぼやーんと消えたり点いたりして…いますよねぇ。わたしだけ目が赤いんだとか、ないですよねぇ。なんと、列車が動き出したら4番線の出発信号機の停止現示もぼやーんと…西のシステムにはそういう機能があるんですか&あるんですかッ!! …気になります!

 もっとも、十中八九、デジタルカメラ(もしくはスマホ)が信号機を蛍光灯だと思ってくれちゃって(しかし信号機のLEDのダイナミック点灯のソレは50Hzでも60Hzでもなさそうで)余計なことをしている(ために、映像ではLEDが点いたり消えたりして見える)だけであろうと、ほぼ決めつけるところにはございます。

・(あらかじめ参考)「うなり」のイメージです
 http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/unari/unari-img/unari-15-2a.gif
 http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/unari/unari.html

 エクセルやCalcでいいですから([3330],[3336])、じぶんでプロットしてみると、たいへんナットクできるとの実感にございます。(※個人の感想です。)

・(参考)YouTube
 https://youtu.be/sBb3keEWCks?t=30s




 シャッタースピード「1/640」や「1/320」で見られるように、高速にチカチカする「フリッカー現象」とは別に、ぼやーんと明るさが周期的に変わります。ここにフリッカー軽減の機能がかかると、チカチカが収まりつつも、ぼやーんの明滅はよりくっきり見えてくるのです。(これを「うなり」と呼んでいいのかはわかりませんが、おおらかな気持ち的には、同じ原理であるとわかります。)

 信号は肉眼で見えさえすればいいかといえば、いいえ、ドライブレコーダーと呼ばれる装置等で映像も残すなら、「このとき信号は確かに青だった!」といえるため、映像にもきちんと映る必要があるとわかります。

※映像に証拠能力を認めるかといって、車載カメラのシャッタースピードと信号機のダイナミック点灯のサイクルを法令で決めておこうですとか、では、法令に合致していないてきとーなカメラでむにゃーっと撮影された映像(信号が消えているように見えてしまう)にはいっさいの証拠能力を認めないのかとか、乗り合わせた非番の社員が私物のスマホでとっさに撮った映像ではいけないのか等々、「云々!」とですね(略)。まあ、ある程度のことを超えたところでは「よきにはからへ」というしかないですよねぇ。

・ウィキペディア「日本の鉄道信号」(※日本信号とは無関係です)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%89%84%E9%81%93%E4%BF%A1%E5%8F%B7#.E4.BF.A1.E5.8F.B7.E7.8F.BE.E7.A4.BA.E3.81.AE.E7.A8.AE.E9.A1.9E.E3.81.A8.E7.8F.BE.E7.A4.BA.E6.96.B9.E5.BC.8F

 > 抑速現示(YGF現示)はフリッカー信号とも言われ、緑色灯と橙黄色灯の減速信号の現示を1分間に80回点滅させて、105km/h以下への減速を指示する。

 この点滅方法(1.33Hz!)以外の点滅はありえないとの認識にございますから、繰り返しにはなりますが上述の通り十中八九、本当に十中八九、カメラとLEDの間のソレもしくは前面ガラスのまぶしさ防止などのソレと見る角度の影響だと決めつけるところにはございますが、そうではない場合にはどのような事象等がありえるのか、即席で検討してみようではありませんか。(※あくまで即席です。実在する片町線とは無関係です。)


☆おどる信号とスラブ軌道(1968年4月)


・「おどる! だい信号線」付近(※イメージはありません)
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11101064816

 > JR総武快速線の津田沼〜稲毛駅間で、信号機が赤と青の交互点滅をしているのを運転士が発見。

 > 「(信号が)おどる」と言います。
 > 信号機が「おどっている」状態は、安全サイドに考え、停止現示として取り扱います。

 成田エクスプレスが「云々!」([3135])というのは別としまして、津田沼−千葉間のスラブ軌道とバラストが頻繁に切り替わる(場所ごとに軌道の種類が異なる)ようす([3239])は、電気的にはかなりむずかしいのではないかと想像するところでございます。

[3239]
 > 地盤沈下(が不均一に進む等)の心配
 > おお、なるほど、だから「ピカピカの新線!」だからといって「スラブ軌道!(コンクリート!)」だとは決まらず、特に、新木場駅付近では、JR線もりんかい線も有楽町線も「バラスト!(砂利!)」なのは、構造物の変位を路盤で吸収しようという「魂たん」ですね、と早合点してみました。本当でしょうか。
 > そうしてみると、総武線の津田沼−千葉間の線路も、絶妙に路盤が使い分けられているなぁ、と思えてきそうです。

 (雨上がりになかなか乾かない&ジトっとした)スラブ軌道だから何か問題があるのではないかなどとですね(略)。スラブ軌道とバラストの境目が難しいとか、でっかい大きな駅前で寝屋川に注ぐ恩智川にかかる片町線の鋼橋(※開床式ではありません)や橋脚がいかんとか、そもそも川沿いの土地にコンクリートのかたまりが建っているからいかんのではないか(コンクリートの構造物全体が1つのでっかい大きな「アース棒」になってしまうのではないか)とか、いろいろあるんではないでしょうかねぇ。

※コンクリート構造物の電気的特性ひいてはEMCについて[3123]を参照。恩智川については[3427]を参照。開床式鋼橋については[3201],[3310]などを参照。

 呼びかたや役割(機能や性能)はよくわからないながら、スラブ軌道の周囲(両側)を黒いアスファルトで埋めてあって、表面がいつも、やたら湿っぽいのもありますよねぇ。さらにはスラブ軌道の穴の中に雨水がたまって、列車が通過するときにぴしゃっと水がはねあがるんですよぉ。やだなぁ。そのくらいには、スラブ軌道のPCな部材の全体が(列車の通過で)上下に動くということですね、わかります! おお、穴だけでなく、PCな部材の下側(底面の下)一面に雨水がたぷんたぷん…本当でしょうか。ひっぺがして見てみたいものです。うん。(列車の通過時に)ペットボトルをつぶすような「べこっ!!」という音がする箇所も(具体的には稲毛駅構内に)ありますよぉ。もっとやだなぁ。

※点検する人は、列車が通過しない時に点検するので、気がつかないのですよ、と決めつけてみます。そして、非番のときに事象を見たとしても、(報告を上げるフローやインセンティブがなければ)見なかったことにするんだとも決めつけてみます。(まったくの決めつけです。)

・オレンジな大辞林をほこる三省堂がおくる「10分でわかる「インセンティブ」の意味と使い方」
 http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/10minnw/009incentive.html

・NHK放送文化研究所「「踊る」と「躍る」の使い分け」(2016年1月1日)
 http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/20160101_1.html

 > 『新版漢字林第2版』
 > 漢字の成り立ちを考えると使い分けがより理解できます。

 わあぃ滝島さんもすなるというダージリン…じゃなくて漢字林のほうなどしてみんとすしてみたいかもですよ。ええ。(※表現はイメージです。)

※「辞書辞書した生活」については[3373]を参照。

・「東北・上越新幹線におけるスラブ軌道の適用に伴う問題点とその解決」土木学会論文集(1987年9月)